RED RIBBON LIVE 2011 in SHIBUYA-AX ・・・に奥華子さんも出演!(前編)

[前置き長いです] [本文も長いです]

 11月27日は奥華子さんのライブに行ってまいりました・・・のですが、今回はいつものライブとはおもむきが違います。今回のライブは、厚生労働省が主催の、

RED RIBBON LIVE 2011

エイズとわたし~ 支えるこ​とと 防ぐこと

RED RIBBON LIVE

(バナーリンク入れてみました~)

 ということで、HIV/エイズ知識を広めようというのが主な趣旨で、ライブはオマケなのかメインなのかといったとこです。うむ。

 私のエイズ(とHIV)の知識は、かなり世間を騒がせた時期:90年代中頃くらいまで・・・クイーンのフレディ・マーキュリーの死やNBAのマジックジョンソンやHIV/エイズ問題を扱った映画:フィラデルフィアや、自分のよく観ていたアメリカの医療ドラマ「ER」の中で何度か話題になったり、そして日本では川田龍平さんを始めとする薬害エイズ問題など・・・をさらっと上っ面をなでた程度でストップしているので、あれから10~20年たって今の状況はどうなんだろ?という思いはあります。

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 会場はSHIBUYA-AX(アックス)。NHKや代々木体育館やCCレモンホ…いや、渋谷公会堂の近くです。

 今回のライブは抽選で無料招待制で、私も申し込んだのですが見事に外れ、トモダチが当選したので誘っていただき、行けることになりました。かたじけない…感謝感謝( ; _ ; )

 そのトモダチと原宿駅で集合し、現地へ。原宿からだと坂道も下りだし近いし。渋谷駅からだと坂道を登るし遠いからね〜(-ω-)

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 ・・・で2時間ほど前に行ってみると、さすがに門すら開いてませんでした(笑)なので近くのガストで腹ごしらえし、時間調整を。

 ところで、今回のイベントの出演者は、、、、

司会 山本シュウ

出演者:
奥華子(赤メガネ、キーボード弾き語りシンガーソングライター)
加藤鷹(AV男優)
TERU(GLAYのボーカル)
はるな愛(タレント)
三浦大知R&B系ミュージシャン)

 その後、直前になって出演者の追加が…

蒼井そら(AV女優)
今井絵理子(SPEED)
ぼれろ小庭(お笑い芸人)
MASH(HIPHOPアーティスト)

 ということでメンツもたくさん。いろんな業界から豪華な顔ぶれ!イェーイ!(しかし、このブログで加藤鷹さんと蒼井そらさんの名前を書くことになるとは…( - - )(←遠い目)

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 開場30分ほど前にまた現地へ。結構人も集まってきてます。番号順に入場し、好きな席へダッシュで座る(笑)

 …しばらく、トモダチと談笑したり、もらった冊子やらグッズやらを見ながらスタートを待つ。明らかに誰ファンとわかるTシャツを着た気合の入った面々もいたり、とにかく女子率の高さ!

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会場でもらったもの①:冊子たちです。

 そして開始時刻の17:30になり、いよいよイベントはスタート!  ニコ動とUSTREAMで同時生中継だそうです。いまふう〜♪

 まずレモンのかぶりものをしたレモンさんこと山本シュウさんが登場!テンション高っっ!

 そしてシュウさんが、MCを一緒にやってくれるはるな愛さんを呼び込む。

 はるなさんの「こんばんは~♪」の第一声がガラガラでぜんぜん出ておらず、まさに賢示状態(^^;)その後、ちゃんと出るようになってましたが・・・(お忙しいのかな・・・?)でも、生で「よろしくピース[E:shine]」と「言うよね~[E:heart01]」を見れたのはよかった(笑)

 シュウさんによると、このイベントの一席の価値は、およそ学校1個分だそうです。つまりそんだけ応募があったということか~。私は選ばれし者(の付属品(笑))なのね!

 そして小宮山厚生労働大臣からのビデオメッセージ。ありがとう大臣!

 で、いよいよライブスタート!(WEBで動画を見返しながらのレポ(笑))

トップバッターは・・・

三浦大知

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01.Touch Me
02.Spotlight
03.Lullaby
04.Your Love
05.Turn Off Your Light

 う~む。うまい。歌もダンスも。キレのある緩急のついたダンスパフォーマンス、バックダンサーとのコンビネーションもバッチリ。 ボーカルは、、、Lullaby の冒頭ではアカペラを披露。声出とるわぁ~。ダンスをしないとさらに歌唱力が際立つ。そもそもダンスしながらあんだけ歌えるのがすごいしね。そしてMJみたいに詞と詞の「間」を歌うのもうまい。ファルセットを入れたり息継ぎを入れたり、グルーヴ感、センスを感じます。YEAH!

 そしてMCもしっかりしてる。ヘンなやらしさのない素直な好青年と言った感じ。 Folder時代の子どもの頃の大知君はTVでよく見かけましたが、今ではさらにパワーアップしてバリバリのアーティストになってたのね。

 オフィシャルHPに好きなアーティストがアッシャーやジャスティン・ティンバーレイクと書いてあるだけあって、影響の受け具合はひしひしと感じる。それ系(R&B)が好きな人にはたまらんだろう。自分もJ・ティンバーレイクやそしてR&B界のキング、マイケル・ジャクソンも聴いてるしダンスも見てるので、結構好きかも。キレのいいダンスは見てて楽しいよね。日本人でもここまでやれるんだ!と感心。 ただ、MJやインシンクやアッシャーの曲に似てなくもないのはそういうもんなのかな?だからかなおさら自分にとっては聴きやすい。

 WEB動画で見直してみたら、ライブの音量は安定してましたが、会場では全体的にものすんごい音量でした(^^;)そしてLullabyの生声はメッチャ出てました。

 というわけで大知君は終了。このイベント冒頭のライブで感じました。このイベントはスゲエなと。来れてよかったなと。

RED RIBBON LIVE

(合い間にリンクバナー入れときますね)

そしてパネルディスカッションへ。

HIV/エイズトークとアーティストライブが交互におこなわれるらしい。

フリップ10枚でわかるHIV/エイズ講座

MC:山本シュウはるな愛

トークゲスト:加藤鷹、岩本愛吉(東京大学医科学研究所教授)、ぼれろ小庭。

 基本的なHIV/エイズの知識をレクチャー。

 自分なりにそれをまとめると・・・というか羅列してみると・・・(データはこのイベントでの時点の調査結果です)

①日本でのHIV感染者、エイズ患者は1日につき4人(年間でいうと1500人程)、新たに増えている。…比較対象が無いので正直多いのか少ないのかわからん。0に越したことはないにしても。

②保健所などでHIVの検査を受けている人はたったの0.1%。つまり①の人数はこの0.1%の中から出ている。検査する人が増えればおのずと増えるでしょう。でもまず検査してる人が少ないのは問題。

HIV感染者、エイズ患者は年々増加している。これは先進国でも日本だけ…うむ。これは問題かも。

HIVの感染経路はセックスによる感染がほぼ全て。その他に母子感染、血液感染がある。

HIVはウイルスの名前で、感染するとだんだん免疫力が落ち、エイズのくくりに指定されている23種類の病気のどれかが発症すると「エイズ」患者となる。エイズという病名は無く、そういうくくりであると。…ってシュウさんがこの段階で説明してくれたが、まずこれを説明すべきでは?

⑥つまりHIV感染=エイズというわけではない。感染してからおよそエイズ発症まで10年くらいかかるそう。

⑦、④の感染経路の性感染(セックスによる感染)のうち、HIV感染者は異性同士の感染より、同性間同士の方が多い。

⑧でも、エイズ患者の割合は、異性間も同性間もあまり変わらない。つまりこれで推測されるのは、同性愛者の方がHIV/エイズに対する意識が高く、検査を受けている人が多いと推測される。

⑨つまりエイズ患者=同性愛者というイメージがなんとなくあるが、決してそんなことはなく、異性愛者もリスクは同等だよと。なるほどね〜。

⑩若いうちからHIV感染、エイズ患者が存在している。これはHIV/エイズの知識不足。学校での教育不足が原因ではないかと考えられる。だからこういうイベントを催して、先生よりも好きなアーティストの方が話を聞くのではないかとの目論見。

HIVはこういう方法では感染しませんよという情報。

 釣り革、握手、その人が使った便座に座る、軽いキス、まわし飲み、一緒に鍋などの食事、お風呂、プール、その人が使ったバスタオルを使う。  これらでの感染の恐れはない。HIVウイルス自体は感染力は非常に低い。

⑫そして「蚊」が媒介することもない。

⑬そういった正しい知識を身につけて、HIV/エイズに対する差別、偏見をなくそうと。なってしまったもんはしゃあないから、その原因についてとやかく言ってもしゃあないから、今できることをやりましょうと。

⑭そして検査へ行きましょう。というのがこのターンの大きな言いたいこと。匿名で手軽にできるよと。

⑮そしてHIV感染=死ではなく、薬を飲み続けることによってエイズ発症を遅らせることができる。  薬を飲み続けるのは大変だが、飲み続けなければいけない病気(高血圧とか糖尿病とか)いろいろ他にも存在しているよと。  自分の知り合いにもずっと薬を飲み続けなければいけない病気を持っている人がいるので、その気持ちと大変さはなんとなくわかります。

⑯あと、トーク内でも触れたと思いますが、HIV検査目的の献血は遠慮してください。その辺は献血時に問診で聞かれますので。献血回数約30回の私もお願い。

 鷹さんの話「検査を受けましょう、感染ルートがはっきりしているので予防はできると、コンドームを使いましょう」。

 小庭さんは松岡修造のモノマネで会場をそれなりに沸かせていました(笑)でも芸人さんもこういうイベントには必要でしょう。イベントを重くなり過ぎずにできるでしょう。

 シュウさんの話:「あなたの命はあなただけのものだけではない」

 自分的にはこうやってほぼ丸コピーではありますが、コピペではなく自分で文字を打つことによってアウトプットすることによって知識は深まりました。

RED RIBBON LIVE

 そして次のライブ出演者は・・・シュウさんの紹介。「かわいらしい外見(特にくちびる?)、きれいな歌声、でも被災地にも身軽に駆けつけ、ライブするメッチャ熱い女の子」

奥華子

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01.ガーネット
CMソングコーナー(ガスト、お部屋探しマスト)
02.シンデレラ(新曲)
03.初恋

まず、名刺代わりに
「ガーネット」 劇場版アニメーション映画の名作「時をかける少女」の主題歌です。奥華子さんを語るには欠かせない名曲。この曲で華子さんを知った人も多いはず。

そして、奥華子の代表曲(笑)
「CMソングコーナー(ガスト、マスト)」 一番世間に知れ渡っているであろうこの2曲(笑)

次の新曲
「シンデレラ」 初めて奥華子の曲を聴く人は、みんな新曲だと思うけど・・・とのMC(笑)


そしてラストは
「初恋」 私の曲は、恋愛の曲、失恋ソングばっかりなんですけど、今回のこのイベントは、HIV/エイズは特別ことと思っていたのですが、そうではない。だからいつもどおり歌おうと思ったそうです。

 今日の華子さんの衣装は、上は白シャツ&ギンガムチェックのネクタイをラフに装着。左胸に缶バッチ5個。下は赤チェックのパンツ。そして赤メガネは今回はレンズなし。

 ちょっと思ったのは、一曲目のガーネットの時は低音が出過ぎてて、いつもの声じゃない!!ウチの華子さんはこんなもんじゃない!と思いましたが、後半につれていつもの感じになってました。WEB動画では加工?されて聴きやすくなってましたが。 そして緊張してたね〜。 観客のみなさんもじっと聴き入っておりました。

 「シンデレラ」はなんだかしっかり弾けてた感じがします(^_^)

 MCでは・・・初めて観た人~?が大半で、二回以上聴いてる人~?の時にめいいっぱいアッピールさせていただきました(笑) 

 普段知らないアーティストの生ライブを観ることは少ないので、いいアッピールの場になったのではと思います。3曲と、大知君に比べて曲数が少ないのは、1曲あたりの時間が長いからかな?と推測されます。きっと持ち時間は決まってる・・・と思う。
 
 正直、華子さん自体はこのイベントでは新参者なので、特別な思いを込めるのはなかなか難しかったのではないかと思います。内容が内容だけに。ですが、直接的にHIV/エイズについて歌えるミュージシャンなんて、このイベントにもおらんかったですし、そんなことできるのハードコアラップとかぐらいでしょうし。だからいつもの最高のパフォーマンスを魅せるだけ。という感じもします。最高のパフォーマンスをみせて観ている人を惹き付け、HIV/エイズに関心を持ってもらう・・・かな。

 (その後、中座してトイレ行った時にしゃちょ~さんと遭遇し、「いつもライブ来てるやついるな」的な感じで二度見してくださったのがうれしかったです。会話したわけじゃないけど(^^)・・・華ファンにしか伝わらない情報o(__)o)

RED RIBBON LIVE

 そして次のコーナーは、

HIV/エイズ啓発!ニコニコアンケート」

MC:山本シュウはるな愛

トークゲスト:加藤鷹蒼井そら、岩本愛吉(東京大学医科学研究所教授)、ぼれろ小庭。

ニコ動と連動でリアルタイムWEBアンケート。

 この時点で視聴者数25000人を越えるWEB観覧者でのアンケート。10秒ほどで結果のでるシステム。便利な世の中になったもんだ・・・。

 コメントの中で「DTだからカンケーない」というコメントに、シュウさん「いつそういうチャンスがやってくるかわからないから情報は持っておいた方がいいよ」と。「いつでも戦闘状態に入れるように、コンドームのつけかたを練習しよう」と・・・戦闘状態(笑) そしてはるなさんの「岩本先生も練習したことあるんですか?」という攻撃(笑) 

 で、このコーナーは長くなるので内容は割愛します・・・ おわびに、ぼれろ小庭さんのTシャツ姿をお楽しみください・・・突っこまれるの前提の柄(笑)・・・ラケットはこのイベントには何のカンケーもありません(笑)  こういうデリケートな話題は芸人さんがいるとマイルドになっていいよね。

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 そして次のアーティストは・・・

 長くなるので一旦エントリーを切ります。

 後編へつづく・・・。

http://ramble-on.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/red-ribbon-live.html