「ライジング・ドラゴン」(2D字幕) こんな映画を観た:93
いまどき逆に珍しい
ざっくりストーリー
トレジャーハンターのJC(ジャッキー・チェン)は、アンティーク・ディーラーに雇われ、仲間とともに財宝探しの旅に出るが、いろんな団体の思惑が絡み、話は思わぬ方向へ。
感想
スパイアクション→アドベンチャー→カンフーアクション→スカイダイブなどとシーンは次々と切り替わり、退屈はしない。でも、
なんでわざわざ動力無しのローラーブレードスーツで滑降して逃げようなんて思いつくのか。(でもアクション楽しいからいいか。)
なんで、たかだか小学生並みの痴話ゲンカであんなに本格的に戦わなければならないのか。(でもああいう制限のあるカンフーシーンこそジャッキーの魅力だったり)
財宝をヘリで火口に投げ込むなんてわざわざすることないだろ。(でもこれも見どころのひとつ)
など突っ込み所もないわけではないが、
近頃の映画はハードなアクション作品ばっかりで、物足りなく感じたが、血も出ない、誰も死なない、お色気シーンも少ない、非常にベタなコミカルなシーンもあり、マイルドで良質な、子どもにも安心して見せられる作品は逆に稀有かもしれない。
ジャッキー・チェンはもうすぐ還暦、大がかりなアクション映画からは身を退くを表明している。リアルタイムでジャッキーを観れるのはラッキーだったと言えるが、自分はピンとこない。そもそもジャッキー映画をあまり嗜んでいなかったのもある。だけど数年後にはちゃんと観なかった自分に後悔するんだろう、きっと。
2013年の作品。