ありがとう。

プロレスリング・ノアの看板選手 兼 社長の三沢光晴さんがお亡くなりになりました。(享年46歳)
自分はあまり熱心に格闘技を見るほうではないですが、それでも、全日時代から、生で三沢選手の試合は何度か見ていました。相手の技をひたすら受けてから返す。という印象がありました。他の選手のように、叫んだりとかのパフォーマンスも少なく、黙々と試合に臨む姿が印象的でした。常にトップ選手であるがゆえに、対戦相手からは他の選手以上に、執拗に攻められていたと思います。その上ノアの経営もこなさなくてはいけない。超人的な肉体とはいえ、中身は生身の人間だったと思います。

プロレスは(主にノアの試合の感想ですが)、他の格闘技と違い、相手の技を受け、技を返し、また受け・・・のような独特の「間」が好きでした。あまり血が出るわけでもない、殺気立った「間」というより、「力」と「力」をぶつけ合って極限まで高めるというか、いったい何度フォールを返せるのか、自分の肉体と精神力の戦い。三沢選手のテーマ曲「スパルタンX」が流れると、興奮したのを覚えています。

心よりお悔やみ申し上げます。

ありがとうございました。

また、ノアの試合を見に行きたいと思います。