本をジャケ買い

 装丁に惹かれて中身を見ずに本を買うってことはまずないけれど、今回はそんな買い方をしたというお話。

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シブイ。しおりは緑の差し色です。

 古本屋で見かけた、このオールブラックな本。よく見たら、自分の好きな作家の一人である光代さんの本だった。

 好きな作家なのに、出てたの知らんかったのかい!って言われそうですが、「大好き」な作家と「好き」な作家では興味の度合いが違います。

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小口も黒でしたが、さすがに中はいつもどおりでした。

 この作品は、短編集なのです。表題の「ロック母」は、田舎から上京した娘が、ハラんで東京から帰ってきたら、母親はなぜかその娘が昔よく聴いていたNirvanaなどのロックを大音量でかけて聴いているというお話。

 そのニルヴァーナ以前も日記に書いたけれど、ロック好きなくせに実はあんまり自分は知らないけれど、(グランジオルタナ系をあまり聴かなかったっていうのもあるけど。)やっぱ代表曲はこれ↓。


 きっと「ロック母」も聴いていたはず。ゴリゴリのロックを聴きながら裁縫する母。どんな設定なんだか・・・。 


 アルバムは、ジャケ写のインパクトはロック界でも1、2を争うデキ。お金に釣られる赤ちゃん↓

ネヴァーマインド Music ネヴァーマインド

アーティスト:ニルヴァーナ
販売元:USMジャパン
発売日:2006/05/17
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  ・・・本題に戻ると、光代さんの作品は、すごい身近な感じとか、すんなり読める平易な表現方法が好きです。

  本の話と音楽の話を同時に紹介。

おわり。