本をジャケ買い
装丁に惹かれて中身を見ずに本を買うってことはまずないけれど、今回はそんな買い方をしたというお話。
シブイ。しおりは緑の差し色です。
古本屋で見かけた、このオールブラックな本。よく見たら、自分の好きな作家の一人である光代さんの本だった。
好きな作家なのに、出てたの知らんかったのかい!って言われそうですが、「大好き」な作家と「好き」な作家では興味の度合いが違います。
小口も黒でしたが、さすがに中はいつもどおりでした。
この作品は、短編集なのです。表題の「ロック母」は、田舎から上京した娘が、ハラんで東京から帰ってきたら、母親はなぜかその娘が昔よく聴いていたNirvanaなどのロックを大音量でかけて聴いているというお話。
そのニルヴァーナ、以前も日記に書いたけれど、ロック好きなくせに実はあんまり自分は知らないけれど、(グランジ、オルタナ系をあまり聴かなかったっていうのもあるけど。)やっぱ代表曲はこれ↓。
きっと「ロック母」も聴いていたはず。ゴリゴリのロックを聴きながら裁縫する母。どんな設定なんだか・・・。
アルバムは、ジャケ写のインパクトはロック界でも1、2を争うデキ。お金に釣られる赤ちゃん↓
ネヴァーマインド
アーティスト:ニルヴァーナ |
・・・本題に戻ると、光代さんの作品は、すごい身近な感じとか、すんなり読める平易な表現方法が好きです。
本の話と音楽の話を同時に紹介。
おわり。