奥華子 冬コン 2010!

 12/25は奥華子さんのライブに行ってまいりました。去年も仕事で参加できるか微妙でしたが、今年こそ仕事でだめかと思いましたが、なんとか参加することができました。ありがたい話です。

 現在、全国ツアー中の華子さん。普段は奥華子さんは「弾き語り(伴奏は本人のピアノ、もしくはキーボードのみ)」でコンサートを行っていますが、今回はクリスマスコンサートということで、最新アルバム「うたかた」と「初恋」を一緒にレコーディングしたメンバーとの、一夜限りのバンドライブ。レコーディングを一緒におこなったのだから、連帯感はバッチリでしょう。

 いや~すごかった。まずはそれが感想です。正直、後ろのしかもはじっこの席だったので、チケットを発券して席番号を見た時は、微妙な気分でしたが、そんなしょうもないことでクサっていた自分がはづかしくなりました。

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駅前からすぐです。中野サンプラザ

 場所は中野サンプラザ。座席数は1階、2階合わせておよそ2200席!1階はほぼ埋まっていたように感じます。2階席もライブ中に華子さんが声をかけていたので、2階席もお客さんがいらっしゃったのでしょう。当日券の販売所に行列ができていていました。直前になって「観に行こう!」と思ってくれた人たちがいたのが、いちファンにとってはうれしいです。その行動力に感謝。

 早めに到着したので、冬コングッズは先行販売でゲットしました。

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ゴールド&シルバーグラスセット。かわいいデザイン。くつしたはちょっとパス。スンマセンm(_ _)m

 そしてまず入場し、クリスマスプレゼントをゲット!プレゼントは、華子さんが欲しいもの…と以前、何かで申しておりましたが…

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グッズで耳かきとくつしたをやってるミュージシャンさんもなかなか少ないかも(笑)

 なんと、耳かきでした(笑)よし、家に帰ったら早速使おう。いや、もったいなくて使えない!なんてなことを考えながら冬コン恒例?の年末ワンコイン500円セールコーナーへ突入。いろいろゲットしました。

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ものすんごい人だかりでした。

 入場してみると、ステージ上はとても華やかな仕様に。さすがクリスマス。さすがDVDになるだけあります(笑)

 真正面には、夏の大阪野音でも使われた赤いピアノ、通称「オクハナピアノ」が。久しぶり~♪

 その後ろには白いクリスマスツリー。その真上にはミラーボールもあり、ライブ中には周囲のスポットライトでピカピカ照らされていました

 右にギター、ヴァイオリン左にドラム、キーボード、ベース。

 その周囲にプレゼントを模したポールスミス的なストライプの箱がいくつか、ポインセチア?と一緒に並んで、クリスマスムード満点です。

 


奥華子クリスマスコンサート'10 一夜限りのSPECIAL SESSION @ 中野サンプラザホール 20101225 17:00~

pf:奥 華子
guitar:設楽 博臣、bass+key:ha-j、drums:sugarbeans、violin:伊藤 彩

01.Silent Night (アカペラ)
02.
変わらないもの
03.

04.
ガラスの花
05.
フェイク
06.
逢いたいときに逢えない 
07.
春夏秋冬
08.
愛のしずく (弾き語り)
CMソングコーナー (テプコ、ガスト、マスト)
09.恋人はサンタクロース (ユーミン カバー)
10.泡沫
11.パズル
12.他人の涙
13.伝えたい言葉
14.初恋
15.元気でいてね

アンコール
16.サンタに願いを
17.僕のクリスマス


 普段であれば、編成記号を書きたかったところですが、複雑すぎてあきらめました(苦笑)

 まずは、クリスマスらしく、「Silent Night」(きよしこの夜)、メンバー5人でのコーラスでのスタートで厳かに幕を上げ、そしてそのまま「変わらないもの」の演奏へ。

 そのあとはもう、圧倒的な音と演出照明の渦。久しぶりにどっぷりライブに浸りました。そう、照明がまたすごかった。曲に合わせてバシッとはまりました。後ろの席だったので、ホール全体を使った照明みることができ、とてもよかったです。


 「羽」や「恋人はサンタクロース」や「僕のクリスマス」などの、クリスマスにふさわしい華やかな楽しげな曲や、

 「パズル」や「うたかた」など、グランジクワイエットラウドな感じを彷彿させるような、バンドサウンド炸裂な曲もあり、

 「サンタに願いを」や「春夏秋冬」などのしっとりとした曲まで、アカペラから、弾き語り、バイオリンとピアノ、そしてバンドサウンド。すべてがすごかった。すごかったで済ますしかできない書く力のない自分がもどかしい。読んでるかたすんません。

 すごい前に作った、いまや超レア曲の「愛のしずく」や久しぶりに聴いた「他人の涙」(なぜクリスマスにこの曲?)や冬のレア曲「サンタに願いを」など、最近あまり聴くことのない曲も聴くことができました。「サンタに願いを」は、2001年にニューヨークで起きた、同時多発テロにインスパイアされて作ったそうです。

 DVD仕様のせいか、MCも少なめで、コンパクトにぎゅっとオクハナエッセンスをまとめ、クリスマスの楽しさ華やかさ厳かさ、いろんなものが詰まったライブでした。


 前日はクリスマスイヴ。華子さんは横浜で弾き語りツアーがありました。イヴなのでスタッフさんの家族のことも考え、ライブ後はごはんも食べずに解散。華子さんはひとりお家で「うまかっちゃん」を食べたそうです(笑)うまかっちゃん・・・久しぶりに聴いたな…。

 ラスト「僕のクリスマス」では、サンタ服で登場!そしてトランペットを披露したり、ピアノの横のプレゼントボックスを開けると、小さなトイピアノが入っており、床に座ってトイピアノでジングルベルを弾いたりしました(笑)

 終演後はもちろん影アナも忘れません。

 DVD化が楽しみです。


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スーパーうたかたバンド メンバー紹介!


 ヴァイオリンの伊藤彩さんは、前回の冬コンでも参加。今回はヴィオラを使ったり、ピアニカ的な楽器も使ったりと、われわれを楽しませてくれました。お声は低音で、何だかオトナな感じです(笑)

 その彩さんの紹介で知り合ったsugarbeans(佐藤友亮)さんがドラムを担当、シングル「初恋」のアレンジを担当されました。ふだんはキーボードなども使っているシンガーソングライターだそうです。とても楽しそうにドラムを叩いていました。

 そしてsugarbeansさんが紹介してくれたのがギターの設楽さん。設楽さんの演奏は、うたかたアルバムの時からそうでしたが、ギターサウンドの歪み具合が自分好みで、とても好きです。今回のコンサートも、「ガラスの花」のギターソロや、「パズル」では、思う存分暴れてくれました(笑)そのほか、「羽」ではマンドリン、また他の曲ではアコギなど、演奏の幅も広いです。

 さらに、その設楽さんが紹介してくれたのがベース、キーボードのha-j(ハージェイ)さん(日本人)。うたかたアルバムでいくつかのアレンジを手がけています。もともとは嵐のアレンジも手がけいる人だそうで。すごいですね~。ベースにキーボードにアコーディオンも担当していました。 そんなつながりのメンバー。

 メンバー全体の意見として華子さんの印象は、サバサバしている。だそうです(笑)

 今回のメンバーは曲によって楽器をいろいろ使い分けていて、なんとも豪華、ものすごく曲を引き立ててくれました。まさに「スーパー」うたかたバンド(笑) コーラスもうっすら乗せてくれている曲もありました。今後はコーラスが入るバンド編成も観てみたいですね。


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 今回のアルバム「うたかた」は、ある種の「怨念」がこもったような、ダークな感じでしたが、そのエネルギーの詰まった、凝縮されたような感じのライブに感じました。ミュージシャンのパワーの、エネルギーのぶつけ合い。それが一番印象的でした。

 最近は自分のもともとのベースである、洋楽ロックのライブに久しく行けてなかったので、久しぶりに圧倒的な音圧を浴びて、耳がジンジンして、でも華子さんのボーカルも埋もれていなくて、とても心地よかったです。
 ライブ終了後はトモダチと中野をぷらぷらして、ごはんを食べました。外はもう、耳がちぎれるんじゃないかってくらい寒かったですが、耳も心もおなかもあったまって帰りました。

 華子さん、スタッフのみなさん、トモダチのみなさん。いつも、もしくはたま~にこのブログを見て下さってるみなさん。初めてご覧になったみなさんも、今年一年、ありがとうございました。まだブログは続きますが・・・よいお年をm(_ _)m



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そういえば…

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 華子さんのミュージシャン仲間、リズムさんからお花が届いていました。あまり他のミュージシャンさんからのお花は見たことないので珍しいな~と思っていたんですが、そういえばリズムさんは…と思い出しました。で家に帰って、会場で渡されたチラシを見ていたら、中にこれが入っていました。

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 あのお花はきっと、去りゆく人たちからの、さらへ先に、進んでゆく人たちへの、今までありがとう、これからもがんばってね。というエールなのかなと思いました。リズムさんたちは生で一度ちらっと見ただけで、あまりたいしたことは言えませんし、その後の活動は私もわかりませんが、なんだか切ない気持ちになりました。永久に続けられるミュージシャンなんていないですが、華子さんもいずれは・・・とは思いますが、それは自分たちがどうのこうのできない話なので、ムリのない程度に応援するだけです。


おわり。