10月15日は奥華子さんのライブを調布まで観にいってまいりました。

奥華子コンサート @  調布グリーンホール 大ホール 20111015 16:30〜

ピアノ:pf   キーボード:key

01.素敵な道 (pf)
02.小さな星 (key)
03.片想い (key)
04.ガーネット (pf)
05.窓辺 (key)
06.一番星 (key)
CMソングコーナー(ガスト、マスト) (key)
07.君の笑顔 (pf)
08.その手 (pf)
09.笑って笑って 
(key)
10.きみの空 (pf)
11.そんな気がした (pf)
12.透明傘 (pf)
13.シンデレラ(新曲) (key)
14.初恋 (pf)

アンコール
15.Birthday (key) with リズムボックス
16.灯ーともしびー  (key)

 今日は私は午前中に歯医者で治療。そのあと移動し新宿で買い物。目的の物は全て買うことができ、さすが都会は何でも揃うな〜と思いながら京王線で移動。

 自分はコンサートの開演時間を覚えるのが非常に苦手で、今回のコンサートは16時開演(実際は16時半)だとばっかり思いこんでいて、ちょっと遅かったかな〜と思いながら、開場スタート(だと勝手に思い込んでいた)の15時半に到着。

P111017_0_09_35

 場所は調布駅のすぐ前で、駅を降りて道順を辿ろうと思い、iPhoneのMAPを開いたらもう目の前が会場の調布グリーンホールでした(笑)

P111017_0_04_52

 着いてみると開演は16時半で、30分勘違いしてました(^_^;) まあ早めに着いたからいいか。と思いながら徐々に集まってくる仲間と談笑しながら開場を待つ。

 入場してみると、ステージ上は今回の演出はシンプル。天井からのカーテンが3層に並び、照明が当てられ奥行き感が出ていました。ステージ向かって左にはいつものキーボードが観客と正対し、右にグランドピアノが右向きに配置。だいたいいつもこんな感じでピアノたちは並んでいます。

 今日の華子さんのお衣装は上は白シャツに、フォークロア調もしくはアーガイル柄?のベスト。下はカーキ色のサルエルパンツ。ライブ中、たまにサルエルパンツがピアノのイスにひっかかってよろけてました(笑)

以下ライブのレポです。

 まず「素敵な道」は初聴。いきなりレア曲キターーー!と叫ぶ私(心の中で)

 「小さな星」「片想い」と最近あまり歌われない初期のナンバーが続き、定番曲「ガーネット」をはさんで、

 なんと「窓辺」を披露。もちろんこれも初聴。イントロを弾き始めたところで、まさかのマ・ド・ベ・フゥーーーー!と叫びました(心の中で) 先月の船橋ライブの時に「窓辺」歌って欲しかったなあ・・・と思っていたのでこれはうれしかったです。照明で「窓」の形が映しだされていました(笑)しかしせつない曲だ〜。そして次の曲「一番星」というアップな曲との落差(笑)

 さらに初期の名曲「その手」もあり、「きみの空」もまた初聴、さらに「そんな気がした」「透明傘」と久しぶりのナンバーも凶悪に強烈に心に刺さる曲ばかり。自分の好きな曲5本の指に入る「透明傘」もイントロを聴いたところで、トウメイガサ・フゥーーーー!な感じ(心の叫び)(いちいちめんどくさいオトコですんません(^_^;))

 「そんな気」の照明は後ろのカーテンに赤い照明が当たり、「血だら〜けのこの空が〜」を見事に演出(笑)こういうキツイ表現をさらっと入れてくる所が華子さんらしいなぁ〜声質がやわらかだからホラーな感じにはならないんだろうなあと思ったり。

 「きみの空」→「そんな気がした」は一旦切らずに半メドレーな感じで。観客も拍手をしかけて拍手せず、パラパラ拍手に。「そんな気」→「透明傘」は同じ半メドレーなのかなと思いきや普通に一息入れての演奏になり、逆に観客はまさかの拍手なし。きっと観客全員が「・・・あれ?」な感じだったかと(^_^;)こんなことは初めてです。

 CMソングコーナーでは、観客の男性のかたのよく通るエエ声でまさかのアンコールがあり、2回目はあまり時間かけられないので、ハイスピード ガスト&マストが披露されました(笑)

 ラストは「灯ーともしびー」。一昨年のツアー:サードレターでは頻繁に聴きましたがこれも久しぶり。この曲は311後の世界で聴くのはまた別の味わいがあります。かなりグッときました。その余韻のままそのあとずっと席に座っていたかったのですが、ヤボ用があったので終演後はすぐに席を立ちました。その時の自分の顔はかなり(感動で→)しかめっ面だったかもしれません。

P111017_0_06_20

 

 MCの話。

 ・コンサートをやるため、このステージに立つために曲を作りCDを出していると。それもそうだが、歌うことによって人とつながることができると。人を感じるために人に会うと。誰かのためでなく結局自分のためだと311後の経験で感じたそう。このMCのあと「君の笑顔」を歌ってくれました。歌い終わったあと、なんというか涙をこらえているというか、いろんな想いが押し寄せていたのか、そんな表情をしながら、こちらを向きながらピアノのイスで少し佇んでいたのが印象的でした。

 ・ライブの前日の朝食。冷蔵庫になんにもない、買いにいくのもめんどい、デリバリーとってる時間も惜しい(くらい腹減ってた?)ということで、冷蔵庫に残っていたくたびれたニンジン2本だけを千切りし、炒めて食べたという話があったり、(その後カバーソングで、にんじん娘by俊ちゃん(古っ!)を歌ってくれるかとほんのちょっとだけ思いましたが、さすがにそれはありませんでした(^_^;))

 ・最近は体型がアレだということで、ジム通いを始めた華子さん。そこでコンニャロ(←本人談…どんなかけ声?)とか思いながらマシンで身体を動かしていたら、若いメンズのインストラクターさんに「がんばってますね〜がんばればKARAみたいになれますよっ!」的なアドバイスをされたと。でも現実問題(華子さんがKARAみたいに)なれっこないし、その適当感あふれるアドバイスは何なんだと。ジムになんとなく不信感を持ったそうです。不満を持っているわけではなく、みんなKARAみたいになりたいわけでもないよと、十把一絡げに論じるのに疑問を持ったそうです。

 ・そしてWEBの話。ツイッターでタイムラインをエゴサーチしていると(結構ちょくちょく調べているそうです…エゴサーチとは、自分の名前をWEBで検索することです…さっきおぼえた用語(笑))、華子さんの(曲の)イメージは「暗い」だそう。。。というわけでそんな暗い曲をということで、「きみの空」「そんな気がした」「透明傘」というなかなかハードな暗い曲三連発を歌ってくれました。

 いつものとおり聴きこませるような説きかけるようなMCから、女子とは思えないようなぶっちゃけ天然トークまで、幅広いMCで観客をわかせていました。

P111017_0_06_31

 今回のセットリストはなかなかシブめの選曲で、そこそこファンをやらせていただいてる私としてはもう二度とないかもしれないようなレアなセトリで大満足。初めての人には「ムム?」な感じが多かったかもしれません。でも大半の曲はタイトルを前後に教えてくれるのであとで確認しやすいかも。

 それにしても持ち歌が100曲以上ある中で、初期の頃の曲も(自分の伴奏つきで)また歌うのは大変なんでしょうかそうでもないのでしょうか。聴く側としては、過去の曲を再発掘というのもいいかもしれません。私にとっては過去の曲も、最近ファンになったかたには新鮮、新曲な扱いになりますでしょうし。

 ライブ後は感想をせっせと書いて提出し、仲間とファミレスでああでもないこうでもないとオクハナ談義に華(花)を咲かせて解散しました。華子さん、スタッフさん、私の仲間のみなさん、ライブでよく見かけるけれど名前は知らないファンのみなさん、ありがとうございました。またいつかお会いしましょう。

おわり。