RED RIBBON LIVE 2011 in SHIBUYA-AX ・・・に奥華子さんも出演! (後編)
HIV/エイズ啓発イベント:RED RIBBON LIVE 2011 in SHIBUYA-AX の日記の後編。前編は長く書きすぎたので、後半は飛ばしていきます。
前編はこちら。
http://ramble-on.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/red-ribbon-li-1.html
(よろしければバナーリンクもクリックしてみてください〜)
次のアーティストは・・・
MASH
01.僕がいた
02.白い月
03.カレーライス
04.太陽とカーテン
名古屋出身HIPHOPアーティスト。1マイク、1DJのスタイル(HIPHOPの編成はこういう呼び方をおこなったりします。)最初、レゲエかなと思いましたが、DJさんのTシャツがRUNDMCなのでやっぱりHIPHOPか〜。
HIPHOPはエミネムやライムスターくらいしか聴かないので、正直あんまりわかりませんが、もっとライミングして欲しいなと感じた。でもそれは自分の好みの問題で、MASHさんのスタイルがこうなのでだめとかそういうわけではなく。そしてわりとメッセージ性の強い詞だと思う。声も聞き取りやすい。
MCでは、有線でリクエストしたことあるという女の子を見つけ、「やっと会えたね~」と一個サゲを見つけたMASHさん(笑)・・・しばらくそのコの前方で喋ってたり(笑)
ラッパーのスキルが試されるのはたぶんフリースタイルラップだと思う。MASHさんのスキルがエンディングでいかんなく発揮された。後半で書きます。
もらったもの②:レッドバンドとレッドリボンシール。
そして次のコーナーは、
「賛同アーティストからのメッセージ」
MC:山本シュウ
賛同アーティストからのビデオメッセージ。
HYさん
押尾コータローさん
アンジェラ・アキさん
からメッセージをいただきました~♪(…割愛しますm(_ _)m)
そして次のアーティストは・・・
01.ココロノウタ
02.ALIVE(SPEED)
03.We can go
04.なんくるないさあ
サポートにキーボーディストを従え、ゆるふわ白ワンピで登場、スカート部分をふわふわ揺らしながら歌う。
「ココロノウタ」は途中でテンポが変わる珍しい歌。まるでレッド・ツェッペリンの「The Song Remains The Same」のようだ・・・。
SPEED時代の曲「ALIVE」も披露。懐かしい~。
「We can go」では、手話を観客にレクチャーしてのスタート。「WE」が右腕を肩と水平に突き出し、左から右へ廻す。「CAN」が右手先を左肩から右肩へトントンと。「GO」が右腕を天空へ突き上げる。ラオウの「我が生涯に一片の悔い無し!」的に(笑)。WE、CANはともかく、GOはこんな手話なの?
そう、そういえば今井さんのお子さんは耳が不自由。その関係で手話関連のTV番組に出演していたり等の活動もされているそうです。
独特の雰囲気と余裕を感じます。わりと天然な感じのMC(笑)。SPEEDは昔から知ってたし、かつては自分もカラオケでよく歌ってました(え?)が、もう一児の母なんだよね~。時の過ぎるのは早い。
もらったもの③:このイベントならでは。左から、コンドーム(相模さん)、コンドーム(オカモトさん)、コンドーム(オカモトさん)、コンドーム入れ(→・・・たぶん)
そして次のコーナーは。
啓発を続けてきた出演者たちのトーク
MC:山本シュウ
鷹さん、そらさんはそういう業界なので責任は感じているよう。AV業界ではコンドームの話はタブーだったとのこと。でも最近は撮影で、ちゃんとコンドームを使うというジェスチャーをおこなったりしているとのこと。二人共、名を成した人なのでこういう活動もできるんだろうと思います。
そして311の話。このイベントと関係あるの・・・?の答えをシュウさんが熱く語る。被災地での写真のスライドショーと共に。
震災後すぐに被災地へ駆けつけ活動をおこなっていたシュウさんたち。それぞれの写真を見ながらこの人はこうでこの学校は二人しかいなくて…とか語る。ちゃんと現地で活動している証拠。そしてみんな一人の命じゃないんだよと。そういう意味ではこのイベントの趣旨も一緒だよと。
そしてトリはもちろん・・・!
TERU from GLAY
01.ALL STANDARD IS YOU
02.HOWEVER
03.ひとひらの自由
いよいよトリ。雰囲気が一気に変わる・・・歓声がすごい!!サポートにいつもツアーのキーボードのかたとドラムのかたを従え、TERUさんはアコギを携え、スリーピースのアコースティックスタイル。この距離でこのスタイルで聴けるのは、ファンのかたからするとかなりレアなのでは??
「HOWEVER」はかつて自分もカラオケでよく歌ってたわ〜。まさかこんな形で生で聴けるとは…。途中、サビで歌詞を間違えるTERUさん(^_^;)…生で歌ってる証拠と、前向きに解釈(笑)
MCでは、いつかこのイベントが無くなればいい。と語っておりました。それだけHIV/エイズの知識が普及してくれればいい。こういうイベントが必要なくなるくらいにと。
そしてエンディング。
最後は出演者全員で、
レッドリボン・スピリチュアルソング、「生まれ来る子供たちのために」の合唱
スピリチュアルソングって何だ・・・?という疑問はともかくとして、まあ要はテーマソングというか。レゲエ調のこの曲をみんなで歌う。このイベント最後の目玉。
ステージ向かって左から奥華子、TERU、センターに今井絵理子(その右にお子さん。)、三浦大知、MASHと並び、後ろにサポメンのかたがたが並ぶ。TERUさんの左に少し離れた位置に立つ華子さん…ものすごい緊張した顔・・・目が泳いでいます(^^;) ガンバレ!
まず華子さんのスキャットから歌はスタート。なんだか面白くなりそうな予感。TERUさんがまず歌い、今井さんと華子さんでハモったり。大知くんとハモったり。豪華だな〜。ハモリではハイパートを華子さんが担当。ファンとしてはこんな高音出せるんだ~と思った。ずっとこの歌い方だとノドやられるんでしょうけど。
前述のMASHさんはラップパートで即興で作ったフリースタイルラップを披露。もらった歌詞カードと違うと思ったら即興だったのね。おお、やるじゃん!2パート目のフリースタイルラップは出来たてなので自分のメモを見ながらのラップ。いいね〜。
そしてそのままシュウさんとはるなさんを残して袖に去る。ありがとうみなさん!ありがとう華子さん!
まとめというか感想。
このイベントでは、飽きないうちに早い段階でHIV/エイズの知識を伝え、そして目玉のトリのTERUさんまで引っ張るという。至ってまっとうな構成かも。
HIVに感染するルートから考えると、男の啓蒙を促さなかんと思うので、男の観客を呼べるメンバーが必要なのではと感じた。今回の観客の9割以上が女性。アーティストは観客を選べないけれど。女子よりも男子を啓蒙すべきなのではと感じた。たぶんそんなことわかってるんでしょうけど。
というわけで、トータル4時間(長っっ!)のイベントも終わり、いつもとは違う高揚感を感じながらトモダチとあーだこーだ喋りながら坂を登り、AXを去りました。
長文駄文、読んでくださってありがとうございました。
おわり。