「ドラゴンボールZ 神と神」(IMAX2D) こんな映画を観た:87
ざっくりストーリー。
ドラゴンボールZのブウ編が終わった4年後のお話。
とある宇宙で破壊神ビルスが39年の眠りから目覚める。その夢の中で見たスーパーサイヤ人ゴッドの存在が気になり、付き人ウイスと共にスーパーサイヤ人のいる地球に向かう。
(ちなみに3D上映はありません)(エンドロールは最後まで見た方がいいです)
感想。
まずビルスのキャラを説明から映画は始まる。とにかくものすごい強い。スーパーサイヤ人3の悟空もあっさりやられちゃう。でもわりとオチャラケキャラでもある。セル、フリーザよりもどちらかと言うと魔人ブウなキャラ。DBZにはシリアスなキャラよりファンキーな方が似合う。スーパーサイヤ人4は出さないの?と思ったけどそれはGTでの設定だった。
で、ビルスとウイスはスーパーサイヤ人ゴッドを探しに、サイヤ人のいる地球へ。スーパーサイヤ人ゴッドとは誰なのか。そこがまず見どころ。
地球ではカプセルCo.でブルマの誕生日会が行われていた。もちろんフルメンバーで。天津飯やチャオズもいたな。で途中でピラフ一味も現れる。懐かしいなぁ。手下のイヌのキャラの話がわりとブラック(笑)
…って結構この辺のグダグダシーンがわりと長い。小さい子供向けにギャグ的シーンを増やしているのは鳥山先生の意向らしい。ならしゃあない。
自分的にはバトルシーンがどんなんなんか見たいがために映画館まで足を運んだんだけど、お待ちかねのシーンはまではだいぶ待つ。
で、肝心のバトルシーンだけど、TVアニメの頃からすると格段に面白く、迫力も増している。IMAXで通常より高い金払って観る価値はある。背景や気の表現などはCGを使ってるみたいでとてもなめらか。場面転換を繰り返し、これでもかってくらい劇場に来た意味、IMAXで観る意味の答えを提示しているように感じる。TVアニメの頃のように荒野でひたすらみたいなのはなかった。実際問題これを家でブルーレイで観てもワクワク感は半分以下だろう。劇場で観るべきなシーンだった。その他のシーンで、引きの絵が雑な感じなのはガッカリしたなぁ。あればどうにかならないもんなのか。
ただ、TVアニメ時代からそうだけど、強さのインフレがすご過ぎて、他のキャラの出番が非常に少ないのは相変わらず。さすがにベジータはがんばっていたけど、ピッコロさんレベルになるともうバトルでは出番がない。17号と戦っていた時期が懐かしい。Zの戦士のレベルにあったマッチアップで団体戦的なバトルがあればいいのに。
鳥山先生が何かで答えてたけど、とにかく娯楽に徹した映画。気楽に観れた。エンドロール以降は見ものなので最後まで席は立たない方がいい。
声優さんはビルスは山ちゃん。シュガー・ラッシュの主人公ラルフも山ちゃんだで安定感はハンパないけど、他に主役級張れる若手声優さんていないのかい?と思ったり。またゲスト声優は何人かいて、しょこたんはわりと良い感じだった。ロンドン五輪金メダリストの松本さんのセリフの棒っぷりがハンパなかったけど、柔道家だもんね〜。あとフジの軽部さんもちらっと出てたな。
人によってはエンドロール以降が一番良かったって言うかもね(笑)
2013年の映画。