「マン・オブ・スティール」(IMAX3D・字幕)  こんな映画を観た:103

「スーパーマン」でなく「マン・オブ・スティール」である意味

Mos01

ざっくりストーリー

 スーパーマンのリブート作品です。一連のスーパーマンシリーズは私はあまりわかりません。

感想

 まずはクリプトン星でのシーンから。結構長めにクリプトン星のシーンが。クリプトン人は調子に乗って愚かなことをして、星は崩壊寸前。なんかそういう流れ、他の映画でも多くない?

 クリプトン星のディスプレイのシステムは砂粒はシャーっとなって

形になるシステム。どっかで見たことある気もするがカッコいい。

召し使いロボもディスプレイは砂粒タイプでカッコいい。

 で地球のシーンはじっくり幼少期から追いかけるのかなと思ったけど、青年期と幼少期を行ったりきたりで退屈させない。幼少期のスーパーパワーに目覚めるシーンは新たな手法。スゲー遠くの声が聞こえたり、人の身体がスケスケで臓器まで透視できたり。

 そしてケビンコスナーの優しく頼れる父親感が素晴らしい。ハリウッド映画はたまに理想の父親像、家庭像をそれとなく差し込むことがあるよね。その後父親は神の声を聞き、周囲の反対を押し切り、

農場を野球場にすることに(それは別の映画)。それにしてもスーパーマンの父親はクリプトン星ではラッセルクロウ。地球ではケビンコスナー。豪華だな!その他モーフィアス、じゃなくローレンス・フィッシュバーンも出てた(だいぶ太った気が)

 とある理由から自分の生い立ちを知り、例のピッチピチスーツ&赤マントを着て空を飛ぶシーンからがまたすごい。今まで観たことないスピード感、いや、これはドラゴンボールZの武空術の絵にそっくりだ!(笑)その後のバトルシーンもスピード、パワー感がハンパない。ドラゴンボールZそっくり。ああいうドラゴンボール実写版が見たかった。バトルシーンは結構長い。いたるところをぶっ壊して暴れる暴れる。

 おなじみのテーマ曲が使われていないのがさびしいけど、オリジナルにストーリーにちゃんと寄せていた。これからアベンジャーズ的な流れになるみたいだけど、どうなるかわからないけど、あんだけドッカンドッカン破壊できるんじゃ敵なんかいない気もするけれど。

 総じて今作では市民を守るスーパーマンというよりは、自分の力に目覚め、ゾッド将軍たちと戦う「鋼の男」という雰囲気になったかな。最初にスーパーマンと言おうとしたロイス・レインが言いかけてハウリングになったのは笑った。

2013年の映画。

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