「ゴジラ(2014ハリウッド版)」 (IMAX3D・字幕) こんな映画を観た:137
そろそろ日本版も再開して欲しいところで、またハリウッドリメイク。
だいぶ前にやったトカゲ型ゴジラリメイクのようになってしまうのか不安だったけど、わりと本格的なリメイクになっててよかった。
そもそものゴジラ映画の他の怪獣映画との違うところは、ゴジラはただ単に破壊の限りを尽くすというよりは、何かのために戦い、単純にわるもんともいいもんとも計れない怪獣であるというところ。
今回は、かつて戦後あたりに生まれ、一旦深い眠りについたゴジラが、とある理由で現在になって目覚め、主にアメリカで戦うというのが主なストーリーだけど、ゴジラのフォルムも叫び声も核エネルギーをエネルギーにしているところもオリジナルを踏襲していてなんだか安心。食物連鎖の頂点であり、なんでもかんでも暴れるのではなく、ちゃんとした理由をもって暴れているという製作側の姿勢に感謝。
ただ、「家族が大事」、「米軍バンザイ」ないかにもアメリカ的なシーンがちょいちょい挟まれるのはあんまり見ていて楽しくない。日本の原発や洪水のシーンがあったりがちょっと日本人的にはアレだが、ここまでオリジナル版をリスペクトして製作してくれているからよしとしよう。
IMAXならではの迫力、ゴジラの咆哮は迫力満点だったけど、3Dは必要なかった。
2014年の映画。