芸術の秋! セタビの秋!

砧公園に取材?に行ったついでに、同じ敷地内にある世田谷美術館(通称:セタビ)へ。
最近はとーーんとゴブサタでしたが、美術館めぐりも好きです^^)

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 ちょうど、「オルセー美術館展」が開催されていて、美術館巡りは好きだけど、知識は全くないというインチキ美術鑑賞者の私ですが(^^;) 名前くらいは聞いたことある、フランスにある、19世紀の美術工芸品を集めた超有名美術館。 その中からの展示。

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それで、この美術展のテーマは「アール・ヌーヴォー」。

某サイトより・・
「「アール・ヌーヴォー」は19世紀末から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパを中心に一世を風靡した装飾様式です。近代的な大量生産方式が主流となっていく時代に、生活の美を見つめなおし、装飾や工芸を芸術の域まで高めました。主に、建築や工芸にあらわれ、流れるような曲線が織りなす優美なデザインは、今でも多くの人々を魅了してやみません。」だそう。。。

~ * : + ☆ +  :  *  ~ (←アール・ヌーヴォー風アクセント)

 1時間ほどかけて、ゆっくり廻りましたが、その中でも、特に気になったのが、エクトール・ギマールの作品と、ウジェーヌ・グラッセ、そしてアルフォンス・ミュシャの作品。どの方も名前すら知らなかった。。。

 ギマールはメトロの入り口のアーチや、後出の工芸品がやっぱりすごい。。 ウジェーヌ・グラッセちょっとした広告のデッサンにすごい目を惹かれました。 ちょっとしたポストカードサイズの中に描かれた、緻密なデッサン。うまく言えませんが、激しく心を打たれました。

 それから、ミュシャの作品は絵画というよりはポスターorイラストの部類に入るのでしょうが、以前どこかでみたことのある作品・・・この人だったんですねーーまさか100年も前の作品とは思ってもみなかった。。。勉強になります。

 いったいどのくらいの時間をかければこれらの作品はできるのでしょうか・・・ふだんはスピードスピードが求められる時代。とはいえ、このブログだって、時間かけりゃあいい文ができるわけでもないし・・・とふと思いました。

 100年も前の人たちがこれだけの作品を残すことができる・・・自分は画家でもなければ工芸デザイナーでもないですが、自分が1000年かかっても到底到達できそうもない領域・・・。

 ふだん、ほとんど「直線」でしかできていないモノを扱う自分にとっては、すべて「曲線」で構成されている作品を見ると、自分では立ち入ることのできない領域、本当に自分の小ささが思い知らされるというか・・・そもそも比較することすらおこがましいですが・・・そんな感じ。

~ * : + ☆ +  :  *  ~

 美術展は、たいていの場合、グッズを買いたくなります。
 美術展のクリアファイルはデザインがいいのが多いので、気に入ってます^^

今回は、そのクリアファイルと、A6のクリアファイル。

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そして、ミュシャのポストカードセットとポストカード何枚か。

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※真ん中がギマールの作品:「天井灯」、右がミュシャのポストカードセット

美術展の分厚い解説本は高っかいし、買っても読まないので、買いません(>_<)

 立地条件が都心よりほんの少し離れているので、お客さんもほどよい人数でした。いくら気に入った美術展でも、激混みだとなんだかなぁ・・・という感じもするので、とてもちょうどよかったです。心なしか気品あふれた人たちが作品を楽しむ中、メッチャカジュアルな格好でうろうろする自分(-_-;)

 軽い気持ちで入った美術館ですが、思いのほか楽しむことができました(^^)

~ * : + ☆ +  :  *  ~

 ところで・・・自動音声ガイドって・・・どうなのだろうか?   何もわからない自分にとってはいい勉強になるとも思うし、、、アートは、観て楽んで、何かを感じ取ればいいじゃん。とも思うし。。。  でも今度何かの展覧会のときは、ケチらず買ってみようっと。

おわり。