たまには「テツ」分補給。天浜線の旅

　名古屋へ行った帰りに、一度乗ってみたかった天竜浜名湖鉄道（略して天浜線）に乗ってみました。自分はあまり「テツ」（＝趣味鉄道）に関しては詳しくありませんが、たま～に気まぐれにローカル線に乗ってみたくなります。そういう意味では私は「乗り鉄」に属するのかな？

　　名古屋（厳密には金山から乗った）から天浜線のスタート地点の新所原駅まではJRでも行けるんですが、いつも乗ってるJRではつまらんと思い、なかなか関東人には乗る機会のない、赤い電車の名鉄に乗りました。

かわいい赤い電車。

でも自分の乗った快速特急は白いボディでしたが・・・。

特急料金がとられそうですが、特急車両もあり、一般車両もありました。

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　そして名鉄に揺られ約1時間。豊橋からJR東海道線に乗り換え約10分。やっとこさ新所原駅にたどり着きました。

右奥に券売機が一個だけ。うなぎ丼という看板があります。うなぎ丼？

　天浜線は静岡県の第三セクターの鉄道。浜名湖の北側を周り、天竜川を渡って掛川まで伸びている全長 67.7キロ、38駅の路線です。

大きな地図で見る

　googleMAPを使ってみました。このブログ的には新技術(笑)

　天浜線の特長のひとつは、いくつかの駅舎に飲食店がくっついていること。駅弁の販売所じゃなく、ガチでその場で作っている飲食店。

　ここ新所原駅はうなぎ専門店が駅舎の券売機のすぐ横にあります。改札の入り口のすぐ脇でうなぎを焼いています。写真がなくてすいません。

　裏手には小上がりがあって、そこで食べることもできるので、電車の発車時間までだいぶあるのでそこで腹ごしらえをすることに。

おいしそう♪

　並を注文しました。ひとくち食べてみると・・・うなぎが力強い。「うなぎっっ！」って感じがします。

　あとから調べて見ると、このお店のうなぎは関西レシピのようです。関東と関西ではうなぎの焼き方に違いがあるようです。関東は蒸してから焼くのでふわふわな感じ。関西はそのまま焼くのでガッチリした感じと言えばいいのか・・・うなぎのうまみが凝縮された感じです。

　・・・と思っていたらあっという間に食べてしまいました（笑）

　自分は正直、あまりうなぎは好きではなかったのですが、それはたぶん、ちゃんとしたうなぎを食べてなかったからかもしれません。もちろんおいしいのですが、うまいっっ！というより、夢中で無心になるおいしさ・・・でしょうか？

　お値段もそこそこで、しっかりしたうなぎが食べられます。もちろんお弁当としても販売しております。車内で食べたら匂いが大変なことになりそう・・・。

　それではこの辺で・・・

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いやいや、グルメレポートじゃなく、天浜線の旅の話でした。続けます。

近すぎて画角が入りきらん。

　天浜線は1両編成。ワンマンタイプで「電車」でなく「気動車」です。言い換えると、「電車」の形をした「バス」といったところでしょうか？大半が無人駅で、無人駅から乗る時は、整理券を車内で取らなければいけません。まさにバス。

　というわけで出発です。
　気動車の発車時に「ぐぐぐぐっ」と力が入る感じと、振動がなんともいえず、たまらん感じです。新幹線のように「スーーン」と出発したのかどうかもわからんような静かな感じでもなく、電車のように「ガクーーン」とスピードの出る感じでもない、このユルい感じ。気動車に乗ったのはいつ以来か・・・数年前の米坂線だったかな？

　前半は右手に浜名湖がチラ見できます。湖畔はあまり走らないようで、見え隠れする感じ・・・。