「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」 こんな映画を観た:34

 いよいよハリポタも最後ということで、話題のIMAX3Dで観てきました。

 今回の主な舞台はハリーたちの母校であるホグワーツ魔法学校。ハリーたちの旅はホグワーツに始まりホグワーツに終わる。

 前作はなかなか見つけられなかった残り4つの分霊箱だが、今回はトントン拍子に見つかる。じゃないと映画も終わらないからね~(´ー`)←急に現実的(笑)

 そんな中、ラスト近くになり残りの分霊箱はどこだという話になり、観てる私も薄々気づいていたが、最後の分霊箱のうちのひとつはなんとあんなところに。いったいどうするのか。

 ある程度ストーリーと頭の中に叩き込んでおかないと厳しいが、自分は原作は読んでないけどそれなりに映画作品は全作品を観てきたので大丈夫でした。なんでスネイプ先生はハリーを目の敵のようにしているのか、ダンブルドア校長とスネイプ先生の関係など、謎が解けていく感が気持ちイイ。

 いろんな人に支えられ、ハリーたちが成長していく様は10年間かけただけある。特に意外なところで、ネビル・ロングボトム君が大活躍だったのがなんだかうれしかった。背もメチャメチャ大きくなってドジな役柄の少年のころから大成長です。

 そしてグリフィンドールの仲間たちも久しぶりに見かけました。一時期ハリーといい感じになった映画ほぼ唯一のアジア人、チョウ・チャンもいたり。名前は知らないけれど、以前からいた黒人のクラスメートも見かけました。それぞれちゃんと残ってきているのがすごい。といにかく主要メンバーの交代がなく10年も続けられたというのが奇跡。面子が変わってしまうと観る方も混乱するしテンションも下がりますからね・・・。



 CG、3Dは、まずはグリンゴッツ銀行の手負いのドラゴン。そしてデスイーターのトロル的怪物。それからマクゴナガル先生が呼んだ仲間。はなめらかで迫力十分。ロードオブザリングの頃から見慣れた感じではありますが・・・。そして炎の表現がすごいなと感じた。

 それから魔法。ホグワーツを守るバリア的なやつは破壊される表現までとても繊細。そして3D表現を使ってみたくてな表現がそこかしこに見受けられましたが、でもよく出来ていた気がする。

 彼らとは歳が離れているので成長した感は自分にはあまり感じられませんでしたが、同年代の子どもたちがずっと観ていたら、その感動はひとしおだったでしょう。ラストもまさに大団円。とても満足できました。

2011年の映画。