フナブン凱旋。 奥華子CONCERT in FUNABASHI〜SMILE SONG〜

9月25日は船橋まで、奥華子さんのライブを観にいってまいりました〜2ヶ月ぶり!!

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セットリストをまず。

奥華子CONCERT in FUNABASHI〜SMILE SONG〜 20110925 16:00〜

ピアノ:pf   キーボード:key

01.僕が生まれた街 (pf)
02.笑って笑って (pf)
03.ta.la.la (key)
04.シンデレラ (pf)
05.ガーネット (pf)
CMソングコーナー(マスト、ガスト)(key)
06.帰っておいで (pf)
07.伝えたい言葉 (pf)
08.君の笑顔 (pf)
09.元気でいてね (key)
10.Rainy day (pf)
11.あなたに好きと言われたい (pf)
12.迷路 (key)
13.初恋 (pf)
14.やさしい花 (pf)

 

アンコール
15.タイムカード (pf)

16.自由のカメ (key)

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 今日の会場は船橋市民文化ホール。前回のツアーでもこの会場でコンサートがおこなわれました。見た目はただのビルに見えましたが、内部は立派なコンサートホールでした。

 久しぶりに会う仲間と合流し、雑談しながら開場を待ちました。会うのは久しぶりですが、デジタルでは常にお互い状況はわかっていたので久しぶりというのも当てはまるようなあてはまらないような。

 そして三々五々、入場の列へ。ホール内に入場してみると、ステージ上には左にいつものキーボードがステージと正対し、そして右にはスタインウェイ社のグランドピアノが右向きに。

 その後ろには、2階建てのコジャレた民家の壁面を模したセットが左右に。2階だけ窓があり、そこからスポットライトをあてたりの演出もありました。だか らそれを見てまず「窓辺」が歌ってくれるのか!と勝手に全開で期待していたのですが、さすがにそれは無かったです(^_^;) 本人のMC曰く、「ホーム」・・・自宅に招いたイメージとのこと。

 今日の華子さんの衣装は「ゲッカヨ」のフェイクTシャツでした…あのTシャツはどこに行けば売ってるんだろう・・・(笑)それからアンコールん時は2011サマーグッズの白T、通称「ポカリT」(勝手に命名)でした。下の写真の表紙が衣装でした!

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 曲目は、

 いくつかの曲でイントロのアレンジが変化していたり、ガーネットではアレンジVer.(時かけ映画内で使われてるバージョン)のストリングスの部分をピアノで表現していたり(具体的には最後のサビ前のタララリラ〜♪って部分をピアノで・・・ってそんなこと言ってもわからないですよね。)、シンデレラは(たぶん)歌詞が変わっていたりピアノのスローなアレンジになっていたり。 ピアノのアレンジをいろいろ盛っているのがいいなと思いました。オリジナルから少し変化を加える。そういうのはアリだと思います。そういう時折見せるオカズというかアレンジというか…は結構好きです。

 セトリもツアーコンサートではないので、フリースタイルなセトリでした。

 Rainy day はたぶんおととしの保谷こもれびホール以来。自分の好きな曲のひとつなので聴けて大満足。

 迷路 はたぶんやはりおととしの学園祭以来かも。パンチの効いたケンバン演奏が久しぶり。

 あな好き は女の怨念がこもった感じが、赤い照明とともにガツーンときました。

 

 MCでは、

 やはり地元の話がたくさん。華子さんがジュニアオーケストラに所属していた子供の頃、このホール(厳密には練習室)に通っていたそうです。

 最近のネタはやはり野田首相。総理も船橋が地元。華子さんの行きつけの焼き鳥やさんや、中華料理の龍宝さん。がTVで紹介され、それで龍宝さんの店内が紹介された時、店内に貼ってある華子さんのポスターがどどーんと映って、勝手に宣伝してくれてありがとう!なネタがあったり(笑)

 路上ライブでは船橋駅船橋駅京成電鉄とJRとありますが、たぶんJRの)はなぜか音がよく通るという話とか、

 そのジュニオケの練習には、父親に華子さんは車で送ってもらっていたとのこと。父と年頃の娘なので、車内では会話という会話はあまりせず、で、とある踏切でいつもそうじしているおじさんがいて、「いつものあのおじさん、いるかな~」いうなにげない普通の会話の話をしてくれました。

 「普通」という言葉が気になりました。今の時代、普通という状況の重要性を感じていたのかもしれません。何か思うところがあったのでしょうか。その後「帰っておいで」「伝えたい言葉」を歌ってくれました。

 そして「君の笑顔」の前のMC。被災地のファンのかたからのメール。そのかたは家を流されてしまったけど、家族は無事だったからよかったと。でも周りには家族を亡くした人もいて、それをよかったとも(周りには)言えない、言いにくいとの吐露のメール。

 それを読んで華子さんは、悲しみを人と比べて、あの人は家族を亡くされたんだから私はまだましだ、あの人は家族まで亡くしているのに家族が無事だった自分が悲しんでいる場合ではないとか、悲しみの度合いを人と比べるのはどうなのか。のような話をしていました。結局話がまとまらず、観客の拍手でなんとなく終了したような感じになってました。

 MCはその人となりを知ることができてうれしいのですが、今回のMCは全体的になんだか長いなと感じ、自分的にはそういう思いはMCでなく歌で表現してほしい。だって自分は華子さんの歌を聴きにきているんだからと思いました。なんくせつけてるような感じになってしまいましたが、逆にコンサートが素晴らしすぎて、それくらいしか気になる点がなかったのです。

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 自分が今回のコンサートを観てて聴いてて思ったのはその「普通」。平凡ということではなく、あたり前のようにその場(=私の生きてる世の中)に以前からあったような。

 いつもと同じようにピアノを弾いてるようで微妙にアレンジが変わっていて、きっといろいろ考えているんだろうなあとか、父親とのエピソードのMCでは妙にしんみりしていたので、何かあったのかな。と思えたりとか。

 私は華子さんの関係者ではないのであのかたが普段どう過ごしているかは知る由もありませんが、私が日々を過ごしているように華子さんも自分の道を進んでいるのを感じました。と同時に自分もがんばらないかんと思いました。

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 席も自分にとってはベストな位置で、そして華子さんのケンバンの運指を見るのが好きなのですが、それもバッチリ見ることができました。ピアノは高級ピアノでしたが、自分的には音が、低音~高音が真ん中に集まっているような感じがしてあんまり好きではなかったです。それがピアノのせいなのか誰のせいなのか私の耳がおかしいのかはわかりません。

 観客のみなさんはさすが地元っつーことで、声かけも多すぎず適度に。そして拍手のタイミングもピアノの一音が消えるまで、華子さんの指が鍵盤から離れるまでしっかり待っていて、余韻もじっくり味わうことができました。熱狂はあるはずなのにその辺もわかってる。さすが地元。(何だかタイコモチ文章(笑)・・・でもそうホントに思ったのです)

 おわり。