牛に引かれて… 奥華子 5th Letter in 長野 Mar.31,2012
※注 ネタバレ抑止のため、ムダに前置きが長いです。のうがきはいいからセトリを教えてくれというかたは読み飛ばしてくださいﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ
３月３１日は奥華子さんのコンサートを観に、長野市まで行ってまいりました。この日は大嵐で、新幹線が４０分遅れて動いてました。まいったまいった・・・。
コンサートへ行くその前に、長野市と言えば、の善光寺まで行ってきたのですが・・・
「牛にひかれて善光寺参り」 ということわざをご存知ですか？
(photo by iphone app Instagram)
～～ 長野の善光寺近くにいた欲深い老婆が、さらしていた布を角に引っ掛けて逃げた隣家の牛を追い、知らずに善光寺へ行き、そこで奇跡体験に会い、信心・仏心を起こしたという言い伝えから、
自分の意志からではなく、他人に誘われてよい方に導かれることのたとえ ～～
だそうです。さっき調べました(笑)
・・・自分は単に何かの儀式（聖獣である牛の背中に乗って町を練り歩いたりとか・・・って何の儀式？）の話かと思ってましたﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉｳﾋｮｰ
善光寺のあともう１ヶ所用事を済ませ、タクシーで現地に到着。長野における奥華ファンはどのくらいの量なんだろね～？
場所は若里市民文化ホール。長野オリンピックでも使われたビッグハットの隣です。前回のツアー長野公演もここで行われたようです。
今回来た観客の中には、友達、恋人にムリクリ連れてこられて、ライブに感動して、まさに「牛にひかれて善光寺参り」状態な人も中にはいるかもしれません・・・なんてうまいことまとめてみました～（そうでもねえよ！）
長野は関東からでも新幹線や車ですんなり行ける、わりと身近な場所です。だからか関東で見かける諸先輩方もいっぱいいらっしゃいました(笑)
自分もプライベートで（この日もプライベートですが(^^；)）、湯田中・渋温泉や松本や安曇野や戸倉上山田温泉や上田、鹿教湯に軽井沢（とどんどん関東に近づいてく）など行ったことあるので、いろいろ思い出深い場所です。
このホールのピアノはベーゼンドルファー。あまり見かけないピアノです。いつとはまた違う音､､､のような気がしました(笑)
ホール内の壁面はレンガ調になっており、６００席ほどある座席はアーチ状に並んでいて、傾斜もちゃんとついている。なかなか雰囲気はよいです。キャッシュバック制度があるせいか、学生さんが多いように感じました。
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そして時間になり、客電は落とされ、荘厳なBGMと共に華子さんが登場。ピアノのイスに座り、節目の５回目の全国ツアーということで、あらためてその意味を考えながらな語り。
全国へ、みんなへ手紙を届けるように歌を届けよう、と名づけたツアータイトル「Letter」。でも今はみんなに返事を、元気をもらいに行く意味もあるとのことです。
奥華子 Concert tour 2012 "5th Letter" 長野公演 @ 若里市民文化ホール 20120331 17:00～
key : キーボード pf : ピアノ
01.手紙 (pf)
02.年上の彼 (pf)
03.ロスタイム (pf)
04.シンデレラ（弾き語りVer.) (pf)
05.変わらないもの (key)
06.ガーネット (key)
07.恋 (pf)
08.帰っておいで (pf)
09.TAKOYAKI (ピアニカ+オケ)
10.二人記念日 (key)
11.あなたに好きと言われたい (pf)
12.愛してた (pf)
13.透明傘 (pf)
14.悲しみだけで生きないで (key)
15.足跡 (pf)
アンコール
15.楔 (pf)
16.初恋 (pf)
17.元気でいてね (アカペラ)
18.Happydays (pf)
ピアノの一音目から、「このホールはいい音だな～」なんて感じました。チョイ後ろの端の席でしたが、音がまっすぐに届く。いいホール。
『手紙』を歌い、
まず、どっから来たの？的な定番の客いじりからMCスタート(笑)初めての人？と、２回目以上の人？MCアンケートは半々くらいでした。
『年上の彼』 は靴のかかとでゴンゴンとリズムをとってからピアノに入る。ホールが静かなので遠くにいる私まで音が聞こえました。曲はアップな感じので、伴奏はわりとシンプルに。ここまでアップな曲は今までなかった・・・と思う。歌い終わり、
華：「年上の彼・・・実体験です・・・ずいぶん前の話ですけど」 だって。ヒューーー♪（←なにそれ）
『シンデレラ』の時の照明は赤・パープルを基調とした万華鏡キラキラな照明でした。あまりみたことのないやわらかなインパクトのある照明でした。
「長野は・・・こどもの頃、ガールスカウトに入っていたので、キャンプでよく来ました」
「奥華子のことを・・・（注：華子さんは自分のことを「奥華子は～」と言います。）・・・みんなどうやって知ったんだろうと、アンケートをとったりしてるんですけど、アニメーション映画「時をかける少女」を観て知ってくれた人が本当に多くて」
「それで『ガーネット』は必ず歌うようにしてるんですけど、そしたら「『変わらないもの』聴きたかったのに～」とアンケートで寄せられることもあり、また逆に『ガーネット』を歌わなかったら、アンケートでそれ以上の苦情(笑)が寄せられたりということで、２曲とも歌っていいですか？」
・・・というわけでこの２曲が披露されました。
その２曲の照明もまた印象深かったです。
『変わらないもの』の時は、タイムリープの時のワープ感を出してるような集中線な照明。
ぜんぜん違うけど、ざっくりこんなイメージ・・・唐突に時かけのワンシーンを差し込みますね。スクショ撮る位置間違えたので、またあとで何とかします(^^；)
また『ガーネット』は青い雲の照明。
ざっくりこんなイメージ。これは結構近いと思う。
それにしても、『変わらないもの』はもう原曲キーでは歌ってくれないのかな～。これはこれでアンニュイな感じで好きだけど。
MCの目玉① 人気曲ランキング！
イントロクイズ形式でランキングを発表！
イントロでわかった人は曲名を叫ぶシステム(笑)
10.笑って笑って
09.透明傘
08.帰っておいで
07.あなたに好きと言われたい
06.ガーネット
05.魔法の人
04.変わらないもの
03.初恋
02.楔～くさび～
そして栄えある第一位は・・・・
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01.恋
でしたっ！！ジャーーーーーーーン！・・・ていうか、ひとつ前の茨城公演と同じだったりして・・・たぶん、これからそんなに順位変わらんと思うよ。
『ガーネット』より『変わらないもの』の方が順位が高いのは、『変わらないもの』は「時かけ」の劇中歌でしかもクライマックスに使われてるからかな？なんて思ったり。『ガーネット 』は物語も終わって、エンディングだし。もちろんいい曲ではあるんだけど～。
その中で、『恋』、『あなたに好きと言われたい』、『透明傘』が披露されました。
MCの目玉② メッセージ紹介！
HPで募った好きな曲とエピソードを紹介。長野の人限定。
・故郷を離れて松本に住んでいる男性、これまた長野に一人で住んでいる女性。などのリクエストで『帰っておいで』が披露されました。どちらも会場に来てらっしゃいました。
・妊娠中に『笑って笑って』を聴いていた女性、生まれた赤ちゃんにこの曲を聞かせると、自然とおとなしくなったそう。こちらのかたも来てらっしゃいました。
華：「・・・でも、歌わないんです。ごめんなさいね。」 観客：「(笑)」
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『TAKOYAKI』では、袖からピアニカを持ってきて吹き語り！以前のツアーからギター→トランペットなどいろいろ楽しませてくれます。（茨城の時ののテンプレ(笑)）
MCの目玉③ 質問コーナー！
直接華子さんが観客席に降りて観客にマイクを向け、質問に何でも答えるコーナー！
客Q1.女性より「失恋ソングはどういう時に生まれるんですか？」
華A1.「実体験から取り出して、シチュエーションは想像したり・・・『楔』は実体験 （観客：「（小さく）エエ～！（←悲鳴と驚嘆の入り混じった）」
もう二度と会わないと心に誓い合った夏の夜があったんですか！！
客Q1.女の子『楔』大好きなんで、歌ってくださいっ！
華A1.「わかりましたっ！」
え？大丈夫・・・？（スタッフさんに怒られません？）・・・って言うかそれ系の願い全てには答えられんでしょう・・・。
客Q1.男子より「今日はガスト歌わないんですか？」
華A1.「今日は歌わないんですよ～だから「あったカフェ～レストラン ガ、ス、ト～♪」」 とその場でハイスピードでガストを歌ってくれました(笑)
こういう切り返しはイイんでない？
客Q1.女性より「華子さんが思う理想の女性像は？」
華A1.「・・・自分を知ってる人・・・？」
深いね～。っていうかなかなか瞬時に答えられるもんでもない。
客Q1.女性より「『そんな風にしか言えないけれど』歌ってください！」
華A1.「君の～手～に～♪」・・・とその場で一節歌ってくれました。
これからは質問コーナーでリクエストはどうだろ・・・。
などなど、いろいろ質問に答えてくれましたが、いくつかある質問の中で「○○を歌ってください！」が３つもありました。みんな「歌」を聴きに来てるんだよねやっぱり。だから自分はMCなんかいいからもっとたくさん歌ってくれ～なんて思いましたが、でも初心者にはMCも必要かもね～。
そして後半のハイライト、
『あなたに好きと言われたい』『愛してた』『透明傘』『悲しみだけで生きないで』とじっとりしっとりなナンバー。 直前のMCであれだけわいわいやってて、よく気持ちを持っていけるな～。
そして、『足跡』ではやわらかなオレンジの照明の色具合が絶妙でグッと来ました。決してハデな照明ではなかったですが、抑えた感じが華子さんの歌を引き立ててましたね。
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アンコールでは、公約通り（？）まず、『楔』を。
華：「最近（楔を）練習してないから・・・途中失敗する率７割かも」 ・・・観客「苦笑」
結局、ちゃんと弾ききりました。 『楔』は確かに難しそうだ・・・。
『元気でいてね』はアカペラ＆生声を披露。ちいさい身体から放たれる大きなパワー。歌声。生声って、ノド痛めないのかな・・・ライブも終盤なのに。
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終演後は影アナ＆ハイタッチ会。
終演後、影アナウンスで、「『手紙』のPVは上田市で撮影しました・・・MCで言うのを忘れました。」と言ってました(笑)
確かに見直すと、上田って文字が出てくるな。全然気づかなかった～。
『手紙』ＰＶのスクショ、入れておきますね。
「信州りんご」 って入ってたり・・・
華子さん本人の一見、ヤル気のなさそうなハンカチ振りが見れたり(笑)・・・
「上田映劇」だそうです。実際に上田市に存在する劇場です。
フルで観たいかたはiTunes Store で買ってね！！（ステマじゃないよ！(笑)）
リンクはこちら（※注意 iTunes storeが開きます。）
アンケートはハイタッチに並ぶ前にササッと書いて、準備OK！
ハイタッチお見送りはわりとのんびりペースですが、言いたいことはいろいろあったのですが、言い切れないので全てをひっくるめて「ありがとう！」しか言えません。いつも、いつも。
おわり。
