「プロメテウス (IMAX 3D・字幕)」 こんな映画を観た:66
宇宙人に誘われて、行ってみたらお約束な展開になりました
時は2089年、各地の古代遺跡から共通の星座を発見した主人公たちは、ウェイランド社が製造した宇宙船「プロメテウス」号に乗ってその星へ向かう。
そして2093年。その星へ到着してみると、明らかに文明人が建造したと思われる建物がある。その中へ足を踏み入れたメンバーたちの運命やいかに。
「エイリアン」「ブレードランナー」のリドリー・スコット監督作品
感想
「エイリアン」の前日譚的ポジションの映画だし、そのエイリアンの監督だから、まあ、そういうことですよ。
アンドロイドも出てくるし、コールドスリープで宇宙船に乗るし、まんま「エイリアン」的映画ですよ。
ということは、ああいうのやこういうのが出てきてウヒ〜!な展開は予想できるわけですよ。
でも観ちゃうんですよね。怖くて楽しい、怖いから楽しい「こわたのしい」から(笑)楽しいっつってもお笑い要素はゼロだけど。
宇宙船に乗って地球から出発するまでが長いかどうかで、この映画の良さも変わるのが気になってたけど、テンポよくそこはわりとあっさりで、すぐに宇宙船は出発したからよかった。
アンドロイドと言えば今はスマホだけど、昔は人間的ロボのことだった。エイリアンシリーズと言えばアンドロイドの存在は欠かせないから、出てきてくれてほっとしたというかうれしかった。
中盤から急にハードなシーン連発で、まず主人公のエリザベス・ショウの開腹手術シーンがエグい。身がよじれた。こういうのを映像にしないでくれ!…観るけど。
3Dを生かしたシーンはわりと少なめで、スターマップが出てくるシーンくらいしかほとんど役に立ってなかったんでは?あれは見応えがあったけど。あ、あと冒頭の、夢をホログラムで映し出す映像のセンスはよかった。この映画もシースルーのディスプレイみたいのが多かったけど、将来のトレンドはそういう感じになるのかな?
結論として、あまり調子に乗ってホイホイと知らない人(宇宙人)のところについていっちゃだめだよという教訓の映画ということで(?)
おまけ、入口でポスターもらいました♪
2012年の映画。