「DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る」 こんな映画を観た:86

基本的には、若い女の子が努力して涙して成長していく様を見るのが主目的なんでしょうけど、

Akb3

ざっくりストーリー

 2012年のAKBグループの活動を追ったドキュメンタリー。

感想

 今年はまず、

 前田さんの卒業発表からの真夏のドーム公演&劇場公演での卒業。これを軸に、

 その前田さんの卒業後のセンターはどうするのか。

 そして総選挙の悲喜こもごもと、組閣でのそれぞれのメンの思い。

 そしそしてスキャンダル問題。

 などが主な内容ですが、で、私はAKBグループに対してニュートラルな立場で見ているので、特別な想いが無い者としての立場の意見ですが。この映画は「アイドルとは」、「センターとは、など、何かを論じたくなる映画なのかなと。

 まず「センター」論。

 前田さんが卒業したことによって空きができたセンターを誰が務めるのか、その重圧。このグループはどちらかと言うと「私が私が」というタイプより、「わたしなんかとてもムリ><」と思ってるタイプをセンターにあげたがってるように感じる。

 ひとまず前田さん後のシングルは大島さん&珠理奈さんのダブルセンターに落ち着いた。その後、島崎ぱるるさんを推していきたいように感じるのは言うまでもないけれど、そこで、峯岸みいちゃんのインタビューで、ぱるるの戸惑ってる様が初期の前田さんとものすごいかぶっていると言っていた。そういうもんなのかな。ただ、例のボウズ事件以来、みいちゃんの言葉が薄まって聴こえてくる。まさかこんなことになるとは。河西さんの例の件もあるし、次の映画はど うなるのか。

 総選挙と組閣

 総選挙では研究生の光宗さんがフィーチャーされたり、梅ちゃんと高城あきちゃさんの選抜メンに入れるかもれるかの瀬戸際の光と影が印象深かった。 今はもう辞めちゃったけど光宗さんのシーンもインパクトあり。研究生なのに推されっぷりがハンパなく、それでいてランク外だったんだから現実は甘くないし本人のプレッシャーは相当なもんだったろう。

 その総選挙の影響があるのかないのかわからないけど、他のグループに活路を見出すメンバーも多かった。HKTに移籍した多田らぶたんさん。JKTに移籍したあきちゃ。SNHに移籍した宮澤サエさんと鈴木まりやんぬさんなど、支店が多いとこういうのができるからそれはそれで魅力なのかな。特にまりやんぬは我らが奥華子さんを神推し(笑)してくれているので、新天地でもがんばってほしい。

 メンバーたちの夢であった東京ドーム公演は前田さんの卒業イベントでもある。やっぱドームの光景はすごい迫力。メンバーも多いしで大きいハコに向いてるグループだ。

 で、スキャンダル問題。

 過去の、もしくは直近のスキャンダルが明るみになり、活動を辞退、移籍がすごい多かった。さしこさんのHKT移籍時はラジオの生放送で秋元氏から発表されたのは知ってたが、まさかカメラが入ってるとはね~。全体として舞台裏もひたすら撮影され続けられていたから、なんというか仕事とはいえ残酷な話 だ。

 また、売れてるメンバーと売れてないメンバーで処分に差があるのはどうなの?と感じた。というかアイドル=恋愛禁止というルールはあって無いよう なあるような。それを法律として考えるならばどのメンバーも同様に処分をくださねばならぬとは思うし、企業としては売れてるやつがエラいから処分は甘くで もしょうがないと考えるのか。  映画としてはすでに辞めたメンバー、平嶋なっちゃんとかがインタビューを受けていたのは貴重。あくまでAKBでの活動は次のステップへの踏み台であるとするならば、インタビューで、今、いきいきと活動しているなっちゃんを見るファンも納得できるのではないだろうか。

 AKB全体を本当に楽しむのであれば、推しメンを見つけて握手会行って…がセオリーなんでしょうけど、さらに曲に関してはシングル曲をちょこちょこより、劇場公演曲の隅々まで把握しないとなのではないかと感じた。奥深いのでそれこそいくらでも楽しめるが、私はそこまでの情熱が無いのでムリだな〜。

 グダグダと長く書いてしまったけど、そんな感じです。

2013年の映画。

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