「オブリビオン」 こんな映画を観た:94

やっぱトム・クルーズはいいな。

Ov001

ざっくりストーリー

 2077年の地球。地球は宇宙人に襲撃され、土星の衛星タイタンへ移住していた。

 主人公のジャック・ハーパー(トム・クルーズ)は相棒と共に地球に残り、地球での監視活動をおこなっていた。

 「トロン:レガシー」のジョセフ・コシンスキー監督作品

感想

 異星人に襲撃された地球ということで、荒廃した風景が続く。アイスランドで撮影されたらしい。どこまでCGなのかわからないけどその広々とした光景。雰囲気は出ている。

 ジャックとヴィクトリアのたったの二人で地球を監視しているいらしい。おそらくは元ニューヨーク一帯だと思うけど、随分人員が少ないような。ポッドという偵察丸ロボが味方。

 ジャックたちの住む基地ははるか上空にあり、モダンで洗練されて無機質な美しい光景が。乗ってる偵察機も丸っこくて独特の造形。軍隊っぽさはゼロ。

 地球には異星人の残党がおり、テロ活動的なことを繰り広げている。の割りに地球人の人員が少ない。

 途中、ジャックは監視の目から抜けだして、男の隠れ家?のような森の湖畔のログハウスでくつろぐ。かつて地球人が残した本や物に囲まれ、レコードをかっけるとツェッペリンのランブル・オンがかる。曲自体がこのシーンの雰囲気にピッタリ。まさかこのタイミングでランブル・オンが聴けるとは。

 で、謎の宇宙船が不時着するあたりから物語は別の方向へ。

 内容的には、あの映画とこの映画とその映画をくっつけたような感じだったが、総合してみるとなかなか悪くない。ごちゃごちゃしてなくて品があるというか。そしてトム・クルーズの存在感がこの作品を崩壊せずに保っていたような気がする。やはり華のある俳優さんはすごい。

2013年の映画。

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