「スティーブ・ジョブズ」(字幕) こんな映画を観た:109
Macはすばらしい。
ざっくりストーリー
2011年に亡くなったスティーブ・ジョブズ氏の半生を描く。主にパソコン黎明期からiMacあたりまで。
iPhone、iPadあたりは出ません。
感想
私はジョブズとアップル社のことはうっすら知識しかありませんが、このブログは主にMBPで書いています(笑)
ストーリーはパーソナルコンピュータの黎明期がアップルコンピュータ:ジョブズ視点で描かれている。
ジョブズは口八丁手八丁なイメージ、技術的な部分は相棒のウォズに丸投げな感じ。でも経営者になるにはハッタリも必要なのかなとも感じた。
GUIにこだわったりフォントにこだわったりは大学時代の影響なのだろう。大学は辞めたけどカリグラフィの授業には出ていたシーンも描かれている。そのおかげで今でもMacユーザーはHelveticaやFutura、Optimaやヒラギノなどの有名フォントがマシンを買っただけでタダで使える。ありがたい話だ。OSもホントに使いやすい。iPhoneからMacユーザーへの道を歩んだ自分だが、使えば使うほど良さを感じた。
で、話は逸れたけど中盤は社内政治的な内容ばっかりで、だんだん眠くなってしまった。「砂糖水」のくだりは自分もさすがに聞いたことあります。
ジョブズの凄さは、たぶん自分のアイデアはみんなも喜んでくれるはずだという強い信念と、多くの人間を、技術、アイデアをまとめあげる「重力」なんだろう。すばらしい製品を生み出すには絶対にひつようなタイプの人。
それからラストの方でのジョナサン・アイブとの邂逅のシーンはちょっと感動。ジョブズのある意味後継者的、弟子的なアイブとのやりとりは重苦しい社内政治から離れてなんだか神々しかった。
忘れちゃいけないジョブズ役のアシュトン・カッチャー。とそして主要役者の似せ具合。これまたすばらしかった。
2013年の映画。