「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」 こんな映画を観た:152
大人気コミックの実写化。はたしてうまくいくのか。
私は原作は途中まで、、、鎧の巨人と超大型巨人の正体が明らかになったあたりまでしか読んでません。なので原作に対して深い思い入れはありません。非常に面白い作品とは思いますが、実写化ですか!というのが正直なところ。
諫山先生がオフィシャルサイトで、「映画化は原作を再現することではなく、面白い作品を作ることが目的あるべきだと思っています。」と語っているのはその通り。原作がある作品全てに通ずることだと思う。ただ、原作をどこまで生かして省いてになるかに監督の器量が問われる。
巨人のディティールや、立体機動装置のアクションなどは、非常に良く出来てて安心した。映画全体として巨人と戦うシーンが少ない気もしたけれど。巨人に喰われる描写も見どころのひとつだけど、暗めにしたり、血のりを黒くしたりなど、あんまりゴア度が高まらないように抑えられている。
燃料資源が乏しい世界なのに、車が普通にあるのはどうなのとは思ったけど、乗馬だと訓練が必要だからなかなか難しいのかな。
人気キャラのリヴァイの代わり?にシキシマというクレイジーなキャラが置かれ、そしてミカサと親密な関係になっているという、なんだかよくわからない雰囲気になっている。後半で少しは謎は解かれるのだろうか。あと、瓦割りでおなじみの武田梨奈さんもなんだかよくわからない役で出てたけど、女型巨人のモーキャプで出た方がいいんじゃなかろうか。笑
言うほどわるくはないけれど、上映時間98分の割りには長く感じたのはなぜだろう。後編とのセットで評価してくれって感じなのかな。
主題歌はリンホラさんのままで良かったと思うんだけど、、、リンホラさんの曲はテンション上がるし。
2015年の映画。