山崎蒸溜所訪問記 @2016.3

 立派な(?)ウィスキー飲みになるために通るべき道 その3:サントリー山崎蒸溜所へ行ってまいりました。

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 今年から、工場内見学は有料と無料に分かれ、有料でないと製造工程の見学ができません。 1回の定員が25名。申し込み開始日の午前中には土日の枠は全て埋まってました。正直、遠方者には申し込むにはだいぶハードルが高いっすねぇ、、、。

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 で、見学は開始。製造工程の見学が始まる前に、ガイドさんが一通りレクチャー。

 サントリーのガイドさんも「ウイスキー」のことを「ウィスキー」と呼んでいる。ニッカ宮城峡の時のガイドさんも「ウィスキー」と呼んでいたので、これがオフィシャルなWHISKYの呼び方なのだろう。余談です。

 レクチャーも終わり、工場見学スタート。

 まずは仕込み、発酵の工程。巨大なステンレスのマッシュタン。

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 反対側には、木桶の発酵槽が高さ4Mくらい?とのこと。木桶は珍しいかも。別の場所ではステンレスの発酵槽もあるみたい。

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 蒸留塔では、おなじみのポットスチルがたくさん。形状もさまざまに並んでいる。バルジ型はマイルドに、ストレート型はワイルドな原酒ができるそう。そういやニッカ余市にあったポットスチルはストレート、宮城峡はバルジ型だった気が。

 この時にガイドさんに聞いてみたところ、この蒸溜の段階では、「山崎用」、「角用」みたいな分け方で蒸溜はしないみたい。

 考えてみれば当たり前で、たぶん樽詰めして何年かたってからブレンダーさんによって仕分けられるんだろう。

 写真だと左が初溜釜、右が再溜釜。

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 そして貯蔵庫へ。一気に木の香りがふわっとただよう。

 ずらっとならんだ樽、樽、樽。

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 貯蔵庫の中をそのまま通るのはびっくり。実際に中身が入ってるらしい(本当?)、人が往来することによる気温変化は関係ないのだろうか。空調はかけてないみたい。ひんやりしていた。

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 山崎蒸留所では、知多で蒸溜したグレーンウィスキーも貯蔵していた。ガイドさんに聞いたら、知多では貯蔵庫は無いみたい。もしかしたら貯蔵には向かない風土なのか。

 93年!に樽詰めしたものなので、響の年代物に主に使われるんだと思う。サングレインとはサントリーの子会社。

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 ガイドの最後はみんなしてテイスティング。これがやりたかった。

 山崎構成原酒の、ホワイトオーク樽とワイン樽を色、香り、味などを飲み比べ。ホワイトオーク樽の原酒はフルーティーな爽やかな感じがすごい。ワイン樽の方がちょっと穏やか。こっちの方が好みかな。

 水と1:1のトワイスアップにすると、香りがすごい開いた。ふだんストレートでしか飲まないから新たな発見。忘れないように、ホワイトオーク樽とワイン樽原酒を交互にかいで、香りを記憶する。飲みきらずにずっと交互にかいでいた。笑 

 そして、山崎NAをあらためて味わってみる。。。それらをテイスティングしながら、やはり私には山崎は合わないということがあらためてわかった。この時たぶん自分はシブい顔をしていただろう。たださすがにガイドさんに、「山崎は私には合いません」とは言えない。一緒に出された山崎NAもほぼ飲まなかった。すいません。今は合わない。この先どうなるかはわからないけど。

 それにしてもこのテイスティングは勉強になった。空腹時だったので、1ショットも飲んでいないのに酔っ払ってきた。とりあえずガイドさんありがとうございました。

 これでガイドツアーは終了。

 物販コーナーでは、蒸溜所限定ブレンドの山崎NAがあったが、通常の山崎NAより飲みやすくしているらしい。ということは私にはさらにあわないだろうと判断し、パス!

 あとはウィスキー類は、ここじゃなくても買えるものばかりなので、樽材のコースターだけ買った。

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 それから有料試飲コーナーで、白州12年スモーキー原酒と、ボウモア15年ダーケストをいただいた。ハーフショットでの提供なので、安いしいろいろ飲めるしありがたい。この時点でまだ2ショットしか飲んでないけど、顔がヤバイくらい真っ赤。千鳥足ではないけれど、こんなんでは外は歩けない。

 サントリーウィスキー歴史の展示を眺めながら、酔いの覚めるのを待った。それを見ていた時、観光客の何人かが「マッサンの、、、」と口走っていた。いまだに朝ドラ効果は続いてるのかな。

 でもどこを見ても竹鶴政孝さんの名はなかった。創業者、2代目、3代目の名はあった。創業者一族の名だけ載せていればまあいいのかなと思うけど、マッサンは一族ではないから名前を出す必要はないけれど。

 今夜もウィスキーな夜を。

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